storeや一部ツールは一致しない。推論はAPI、gitとAppleビルドは専有リモートMacで測ってから本番を切替える。
1 痛点:互換見出しのあとに残る3つの罠
① SDKは差し替わるが、契約は差し替わらない。responses.createの中核は動く。store、background、一部キャッシュは無視され、状態付きセッションは無状態のままです。
② 3つの方言、1つの重み。Completions、Anthropic Messages、Responsesは同じ重みに届く。ツールとreasoning.effortを混ぜると、片方では通り片方では落ちます。
③ Agentの実行は推論課金ではない。git、テスト、XcodeはAPI遅延では説明できない。モデルがクラウドにあっても実行機は別に必要です。
2 互換マトリクス:3フォーマット、1つの判断
| 形式 | 典型用途 | 先に見る項目 | 速判 |
|---|---|---|---|
| Chat Completions | 既存OpenAIクライアント | ツール、ストリーミング、temperature | 移行リスクが最も低い |
| Anthropic Messages | Claude Codeハーネス | /anthropic、tool_choice | Claude前提なら維持 |
| Responses API | Codexループ、input+instructions | 一部ツール、reasoning、store=false | 新経路でありOpenAI複製ではない |
効く中核
input、instructions、stream、tool_choiceは対応と案内される。関数ツールは動く。他種別は無視されやすい。reasoning.effortは効くが要約は出ないことがある。
硬い上限
storeは常にfalse。文脈超過はHTTP 400。宣伝上の巨大コンテキストは、実リポジトリでコストと失敗率を測るまで信用しない。
3 シナリオ速配:今すぐ切替えるべきチーム
| チーム | 推奨経路 | 理由 |
|---|---|---|
| Codex/ファイルAgent試作 | Responses+ツールログ | inputがAgentループと一致する |
| CIが既にCompletions | Completions維持、Responsesは影検証 | パイプライン回帰を避ける |
| 本番のClaude Code | まずAnthropic Messages | SDK摩擦が小さい |
| 非公開のmacOS/iOSリポジトリ | API+隔離SSH/VNC Mac | モデルは遠隔、コードは専有シリコン |
4 本番を壊さずV4 Proを検証する5手順
-
1
契約を固定する。モデルID
deepseek-v4-pro、base_urlhttps://api.deepseek.com、形式(CompletionsかResponsesか)、実際に送るフィールド一覧を記録する。 - 2 3タスクを再生する。テスト付き修正、複数ファイル編集、長時間ツールジョブを、同じプロンプトとリポジトリで比較する。
- 3 無視されたフィールドをログする。ツール種別が消える、verbosityが効かない、といった現象はSDK不具合ではなくプロバイダ挙動として残す。
- 4 実行機と推論を分ける。DeepSeekはプロバイダ側に残す。コンパイル、シミュレータ、Gitは自分が制御する機械で動かす。vmzigの専有Mac mini M4なら、秘密とAgentを日常ノートから隔離できる。
- 5 役割を割り当てる。ルーティング候補、Completions置換、Codex実験専用のどれか。ツール失敗率が基準を満たすまで本番トラフィックは開かない。
5 社内レビューで引用できる事実
- ✓GA時期:V4-Proは2026年8月中旬。ホストは据え置き、ID
deepseek-v4-proが最新重みを指す。 - ✓ResponsesはネイティブでCodex志向。フィールド単位の完全一致ではない。Flashと同時実行・重みを同一と仮定しない。
- ✓Pro重みはローカル代替ではない。評価はAPI、ツールは自前。ID凍結前に公式案内を確認する。
- ✓ハード分割:Apple Siliconは実行用に借りる。AgentとXcode同時ならM4 24GBが実務の下限。
6 よくある質問
base_urlを変えるだけでOpenAI Responsesを置換できるか
中核(input、stream、関数ツール)では多くの場合可能。store、バックグラウンド、切り詰めは不可。実フィールドを先に測る。
Chat Completionsを捨てるべきか
いいえ。古い統合ではCompletionsが安定。Agentがinput/instructions前提のときだけResponsesを選ぶ。本番形式は1つに絞る。
モデルがDeepSeekクラウドならツールはどこで動かすか
自分が制御する実行機。AppleコードならSSH/VNCの物理クラウドMacが推論とリポジトリを分ける。
V4 FlashとV4 Proは入れ替え可能か
いいえ。上限が違う。同じツールタスクで比較してから既定を決める。API料金にMac時間と失敗再試行は含まれない。
7 まとめ:Responsesを測り、専有シリコンを借りる
結論:V4 ProのGAでResponsesが使え、Codex試作は速くなる。互換は選択的。本番前にツールと400エラーを測る。実績があるならCompletionsを維持する。
Xcodeや複数Agentが必要ならモデル用にMacを買わない。モデルはAPIにある。専有Apple Siliconを借りて比較し、料金を見てMac mini M4購入ページから注文する。
vmzig M4リモートノード
専有MacでDeepSeek V4 Proを検証する
ResponsesはDeepSeek側、Codex・git・Apple Siliconテストは隔離。ベアメタルレンタル、SSH直結。